ランチメニュー紹介その1「ぬちがふぅ御膳」

By 2018年7月2日 Blog

ハイサイ。沖縄は今日まで台風の影響が少し残っておりますが、明日からの営業は問題なく行えそうです。
建物にも特に影響はありませんでしたが、植木が少し倒れてしまいました。
これから台風が近づいてくる地域の方は、充分にお気をつけくださいませ。

さて、営業再開して2週間が経過した琉球料理ぬちがふぅ(命果報)ですがおかげさまでランチタイムのメニューは概ね好評です。
まだお越しになっていないお客さまは、きっと新しいメニューがどうなっているのか気になっていますよね?
そこで、今回からメニューの紹介をしていきたいと思います。

命果報のランチメニューは、シンプルに4つしかありません。
ですので、まずは4回に分けてランチメニューをご紹介していきますね。

今回、最初に紹介するのは誰が何と言っても、ぬちがふぅ(命果報)の看板メニューである「ぬちがふぅ御膳」しかないでしょう。

ぬちがふぅ御膳 1,800円(税別)

沖縄の郷土料理の粋を集めたと言っても過言ではない贅沢な御膳がこの「ぬちがふぅ御膳」であり、初めてお越しになられるお客さまには是非召し上がっていただきたいメニューです。

従来と構成はほぼ同じとなっており、ゴーヤチャンプルー、沖縄風天ぷら、豚肉(ソーキと3枚肉)の煮付け、の3皿の主菜に、小鉢が4つと、ご飯とイナムドゥチ(沖縄風白味噌の味噌汁)が写真のように一つの御膳にまとめられております。

せっかくなので一皿ずつ紹介していきますね。

 

・ゴーヤチャンプルー
あえて肉や卵を入れず、ゴーヤ、卵、かまぼこだけでシンプルに仕上げております。家庭料理としてのゴーヤチャンプルーよりも洗練された味わいの一品となっており、ゴーヤが苦手と仰られるお客さまにもご好評をいただいております。
ゴーヤの苦味成分であるモモルデシンは主に「胃腸の状態を整え、食が進むようになる」「傷ついた胃腸の粘膜を守る」「血糖値・血圧を下げる」「頭痛改善」「夏バテ改善」などと言った効果があり、最近ではゴーヤがガン予防にとても良いという研究結果もあるなど、まさに昔の沖縄の長寿の秘訣の一つとも言える食材です。

 

 

・沖縄風天ぷら
みんな大好きな海老の天ぷらと共に季節の野菜を揃えて天ぷらにしております。
沖縄風と言っておりますが、沖縄の天ぷらの特徴は卵が入った分厚くてぽってりした衣です。おやつやおつまみ、家庭での晩御飯には最高なまさに沖縄のソウルフードと言える存在なのですが、そのままのではボリューム感といい食感といい御膳料理向けではありません。
そこで、「ぬちがふぅ御膳」の天ぷらは、卵を使用しながらもサクッと軽い衣に仕上げております。衣自体に味がついているのでそのまま食べても美味しいですが、お好みで横に添えてある「粟国の塩」を付けてお召し上がりください。

 

・豚肉の煮付け

沖縄の食材で欠かせないのが豚肉です。豚肉の栄養価の中で特に優れているのがビタミンB1です。ビタミンB1には疲労回復や夏バテ解消、乳酸の除去などの効果があり、ゴーヤと同様、やはり沖縄の気候に適した食材であることがお分かりになると思います。
また、冷え性や貧血、頭痛に効くナイアシンが含まれ、さらには肌の保湿性を高め、肌に潤いやハリをもたらすステアリン酸が含まれているので、特に女性のみなさまに召し上がっていただきたい食材です。
以前もぬちがふぅでは沖縄県産豚肉を使用しておりましたが、今回リニューアルに伴い県産ブランド豚を徹底比較しました。
どの豚肉も素晴らしく、やはり沖縄の豚肉は素晴らしい!と思いながらも、ぬちがふぅのコンセプトや調理方法に最も合うと思う豚肉を求め辿り着いたのが農業生産法人 株式会社 福まる農場の「キビまる豚」です。
「キビまる豚」は、沖縄で収穫されたサトウキビや紅芋、薬草を飼料に、沖縄の自然で飼育された沖縄県産ブランド豚で、キメが細かく柔らかい肉質と臭みがなくサラッとした脂分がぬちがふぅの料理と相性抜群です。
沖縄県民が大好きな皮付き三枚肉(豚バラ)と本ソーキ(骨付あばら肉)を煮付けてあります。

 

・4種の小鉢
小鉢料理は、季節によって変えていこうと思っていますが、写真のものは「もずく酢」「香の物(人参、モウイ)」「自家製ゆし豆腐」「クーブイリチー(昆布の炒め物)」です。今回リニューアルで特にこだわったのは「自家製ゆし豆腐」で、こちらはできれば通年でお出ししようと思っています。こだわりポイントとしては、通常の1.5倍くらい濃く絞った国産大豆の豆乳を使い、自家製ならではのトロトロで豆の甘みを感じる仕上がりにしたことです。ぬちがふぅでしか食べられないこだわりの「自家製ゆし豆腐」をぜひお試しください。

 

・ご飯
ご飯のお米にもこだわりました。ぬちがふぅでは以前から黒米入りのご飯を出していたのですが、仕入れが安定しないため沖縄県産米を使用しておりませんでした。
今回のリニューアルに伴い、どうしても沖縄県産米にしたいと思っていたところ、新料理長の地元伊是名島のお米を確保することができました!
沖縄のお米は南国らしく粘りが少なくどちらかというとパサッとしたお米が多く、そのため地元の人たちは日本の米処のお米に比べて沖縄のお米は美味しくないと思っています。
この伊是名島のお米(品種はひとめぼれ)もやはりサッパリした感じのお米なのですが、これにモチ種の黒米を混ぜることで適度な粘りと旨味が加わり、ぬちがふぅの料理と相性バッチリなご飯となりました。

・イナムドゥチ(お味噌汁)
イナムドゥチは、猪(いのしし)もどきという意味で、豚肉を使い、短冊に切った実だくさんの材料を甘みそで仕上げる汁物で、祝事の料理の一品として作られる料理です。
ぬちがふぅでは、全体的なバランスを考えて具は通常より少なめに、肉は豚肉の代わりに沖縄県民の大好物「ポーク」を使っております。ポークとは、スパムに代表されるポークランチョンミートのことですが、普通のポークは添加物が多いのが気になるところ。そこで、ぬちがふぅでは発色剤や酸化防止剤を使用していない無添加のポークを使用しております。

お料理の説明は以上ですが、さらに「ぬちがふぅ御膳」にはデザートのアイスクリームが付いております。
このアイスクリームもこだわって自家製アイスクリームでお出ししております。
その時々で料理長がいろんなアイスクリームを作っていますので、何のアイスが来るかは実際にお越しになった時のお楽しみにしておいてください。

 

かなりの長文になってしまいました。。。

 

ここまで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます。

これでも語りきれないくらい様々なこだわりの集大成がこの「ぬちがふぅ御膳」でございます。

琉球料理ぬちがふぅ(命果報)にお越しの際は、ぜひ一度この看板メニューをお試しくださいませ。